2016/3/25-27 東京モーターサイクルショー (1/4)

東京モーターサイクルショー 2016に行かれたT田氏、E藤氏より画像をご提供いただきました。早速、レポートいたします。

Bimota

こ、このカウルは・・・?


(Photo by T田)


(Photo by T田)

TESI 3D C

なんだ、ミニチュアでした・・・(db1リメイクか?って、ホント焦りましたよ!)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

TESI 3D CR


(Photo by T田)


(Photo by E藤)

IMPETO

最近流行りのスーパーチャージャーが付いています。


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by E藤)

最近、目にするようになったZARDエキゾースト。DUCATI用なんかも出しているイタリアのメーカーです。


(Photo by T田)

去年の EICMA には、この Impete の他、スーパーチャージャー兄弟の Tesi 3D RaceCafe が展示されていたのですが、残念ながら日本には来なかった様ですね。

Tesi_3D_RaceCafe
ビモータの使用するスーパーチャージャーはオーストラリアのスプリンテックス(Sprintex)製です。

Sprintex
なぜお膝元のヨーロッパのメーカーのものではなく、遠く南半球のものなのでしょうか?これには思い当たる件があります。10年以上前ですが、オーストラリアの VeeTwo が999にスーパーチャージャーを付けたスーパー・スクアーロを発表したのですが、そのスーパーチャージャーはスプリンテックス製でした。おそらく、その技術的遺産が Bimota に移行されたのでしょう。

supersqualo01supersqualo02supersqualo03
Bimota が初めてスーパーチャージャーをLツインに装着したのは、2012年の EICMA で発表された DB11 VLX でした。

スーパーチャージャーの駆動力をタイミングベルトのドライブシャフトから拾うやり方が酷似しているが分かります。

vlx02vlx03
最新の仕様は以下の通りです。以前のいかにもワンオフの削り出しパーツによる構成から、かなり量産品らしい仕上がりを見せています。

特に注目されるのは、スーパーチャージャーの駆動力をベルト・ドライブから採っていたものを「正しく」クランクエンドから採るように変更されている点です。これでこそ「メーカー」の仕事といったところでしょう。

supercharger02supercharger01supercharger03
当然、2バルブエンジンにも装着例はあります。スーパーチャージャーはターボよりもはるかに「枯れた」技術なので、思っている以上に敷居は高くありません。夢が広がりますね。

SC_monster01SC_monster03SC_monster02

BB3


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

Vyrus 986M2


(Photo by T田)

DUCATI

スクラブラー一色!?
ついに登場!タイ製400ccのSIXTY2。税込899,000円の久々の意欲作。


(Photo by T田)


(Photo by T田)

レトロ調ヘルメットもいい感じ。


(Photo by E藤)

フラット・トラック仕様。


(Photo by E藤)

テルミニョーニ製サイレンサー。


(Photo by E藤)

アクラボビッチ製サイレンサー。


(Photo by E藤)

大黒柱のディアベル。もはや異端では無い!


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

ファイナル・ベルトドライブ。


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

MOTO MORINI

1963年のWGP250㏄クラスでは、モリーニを駆るタルクィニオ・プロヴィーニは、単気筒ながら気迫の走りで、ホンダ4気筒駆るジム・レッドマンと死闘を繰り広げ、ランキングのトップを争います。勝敗の決定がもつれんだ最終戦・日本GPでは、レッドマン1位、プロビーニ4位に終わり、優勝回数では両者とも4回で分け合うも、プロビーニは42ポイントと2ポイント差で総合2位に終わります。この歴史的一件で、モリーニは日本でもよく知られているブランド・・・のはずですが・・・(ちなみに1963年シーズンは、ヤマハの伊藤史朗のキャリア最高潮の年で、彼は日本GPでは2位、26ポイントで総合3位に着けています)

1963monza

1963 Monza

ジャコモ・アゴスチーニは、モリーニでイタリア国内選手権の175cc(1963年)および350cc(1964年)のタイトルを得ています。また1963年(WGPデビュー)からMVに移籍するまでの2年間、モリーニでWGP250ccクラスを走っています。

agostini_morini
1987年より長らくカジバ傘下で冷や飯を食わされていた印象にありましたが、ブランドは創業者一族に買い戻されると、2004年より新設計のVツインエンジンを引っ提げ、独立資本で事業を展開しています。日本での輸入代理店は当初「福田モーター商会」でしたが、現在は「PCI」とのこと。


(Photo by T田)

コルサーノ1200ヴェローチェ

フェラーリ在籍経験もあり名設計者の誉れ高い、往年のモリーニエンジンにも関わっている「フランコ・ランベルティーニ」が設計した 1.2L Vツインは、87度のバンク角を持ちます。

Lambertini
このヴェローチェでは、なんと140PSを標榜しています。


(Photo by T田)

車体の全景画像がないですね・・・


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)

11・1/2

ランベルティーニの1.2L・Vツインは11・1/2では117PSのチューン。(名称に「1/2」を使うのは、往年のモリーニ流です。3/・1/2というなかなかスタイリッシュなモデルがありました)

1971brocher
これも車体の全景画像がないですね・・・


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)

スクランブラー

木目調ボディがこのメーカーのトレンドでしょうか?


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)

Rサスはパイオリ製。


(Photo by T田)


(Photo by T田)

グランパッソ

一目見て、車検通すのが大変そうなライトだなあ・・・と思ってしまいました。


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)


(Photo by T田)

モリーニのクラッチレリーズ。ブレンボ製です。


(Photo by T田)

SWM

SWMは1971年から1984年までイタリアに存在したオフ車メーカーです。マニアック過ぎるSWMが日本上陸とは驚きです。

SWM_advertising
現在のSWMは、2014年、中国のオートバイメーカー、「シナリー(SHINERAY)」の資金的援助を受けた元カジバ、アプリリア、ハスクバーナのエンジニア、アンペリオ・マッキ(Ampelio Macchi)が復活させたものです。

かつてのSWMは、バリバリのコンペ志向でした。SWMに乗ったグリエルモ・アンドレイナ(Guglielmo Andreina)は1979年および80年のヨーロッパ・エンデューロ選手権500ccクラスのチャンプとなっています。

Andreini_European_Champion_1979_SWM
新生SWMはレトロ路線の模様です。


(Photo by T田)


(Photo by T田)

スクランブラ―仕様。


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

ピアジオグループ

グループの盟主、ベスパ!(笑)


(Photo by E藤)

ベスパ以上の老舗、MOTO GUZZI。


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

新興アプリリア。とはいえ、もはや屋台骨をささえるブランド。


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

MVアグスタ


(Photo by E藤)

ハスクバーナ

FC450

税込112万円


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)

701スーパモト

123万円


(Photo by T田)

701エンデューロ

123万円


(Photo by T田)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by E藤)


(Photo by T田)


(Photo by E藤)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です