2014/7/12-13 ハイランドギャザリング (2/2)

 後編は日本車、独車、英車をご紹介いたします。(もう一度申し上げますが、クラシックは門外漢なので・・・)

Alpine Renault A110

 4輪の参加もあり、A110と911が来たようです。

HONDA CR110

HONDA CB72

 72に白の設定ってありました?72のポリス仕様CP77をオマージュしたカスタムペイントでしょうか?

1964 HONDA CYB72

 メーカー純正キットパーツ(通称Y部品)を組んだCB72レーサーをCYB72と称します。

HONDA CBM72

 CB72のコンフォータブル・バージョン、CBM72の外装を当時の市販レーサーCR72風にカスタムした車両でしょうか。

HONDA CB450

 クジラタンクのK0(最初期型)ってやつですね。
 450ccの排気量でもDOHCの採用で、当時最速だったOHV650ccの英国車に伍した・・・否、凌駕した国産車のエポック。バルブスプリングにトーションバーを採用したことでも有名。

YAMAHA HS1

 HS1ですよね?(なにぶんクラシックは門外漢でして・・・)

YAMAHA YDS1 YAMAHA 250S Proto Replica

 茶釜タンクのYDS1・・・にしか見えませんが・・・こんなも色あったんでしょうか?(なにぶんクラシックは門外漢でして・・・)

#250Sと呼ばれたYDS1のプロトタイプは、量産車とは細部と色が異なるものでした。有志が当時の資料を基に製作したレプリカが当該車両とのことです。

MARUSYO LILAC C81

 丸正は黎明期の日本オートバイ産業において技術力においてヤマハ、スズキと互角以上の存在でしたが、経営面で失策が続き60年代初頭に倒産してしまったメーカーです。

BMW R27

 R27・・・だよねえ。

BMW R75/5

 60年代末の日本車の大排気量化、高性能化に対するBMWの回答が、このR75/5に初めて積まれた新型フラットツインでした。このエンジンは90年代半ばまで使用されます。

KREIDLER Van Veen 50

 ドイツのクライドラーは70年代のグランプリ50ccクラスを席巻したメーカーで、このレーサーは1972年モデルとのこと。(クライドラーは71年、73年は優勝していますが、72年は僅差で2位に終わっています)
 ヴァン・ヴィーンは良く知られたロータリーバイクOCR1000を造ったその人で、この車両に関しては、チューナーとして参画しています。(この頃のクライドラーのライダー、ヤン・デ・フリースとヴァン・ヴィーンとは、同じオランダ人でつながっていました)

 西ドイツ、クローバー(Kröber)社製電気式タコメーター。当時、エグリのカスタムバイクに付いているのを眩しく眺めていました。

Greeves 24 RDS Silverstone

 グリーブスは日本ではほとんど知られていない(オフ方面では知られている?)英国のメーカーで、”シルバーストーン”は1963年から1968年まで製造された2ストローク250cc市販レーサー。(350cc仕様もあり)必ずと言っていいほど、”速くはないが信頼性が高く、プライベータに支持された”との評価がなされています。

 グリーブス24RASレーサー(注:画像のRDSにつながる最初期型。1963年のRASのAから毎年RFSのFまで4回モデルチェンジする)は、レグ・エベレットというグリーブスとは無関係なクラブマンの情熱から生まれたという所が素晴らしい。公道用25DC(2ストツイン)でのレース経験から、その資質に注目、遂にグリーブス工場に押し掛けて援助を取り付け、作り上げたマシンは、その戦績からグリーブス創業者バート・グリーブスをして24RASを生産させるに至った・・・フランシス・バートの協力を得てデビューしたグリーブスレーサーは、台頭著しい日本車に、軽量シンプル、低価格で挑んで行く。く~、まるで零戦か隼!JPSノートン!! (by N島さん)

 キャブは自国のアマル製です。

 レヴ・カウンターも、当然、スミス。

BSA Goldstar Catalina Scrambler

 DBD34 ゴールドスターのスクランブルレース仕様車。1951~58年にロサンゼルス沖カタリナ島で開催されていた100マイルに渡るスクランブルレース、カタリナGPにちなんで命名されています。伝説的存在のベースモデル以上に稀少、貴重車。

Velocetto LE

 ヴェロセットのイメージとは相容れない「珍」バイクですが、意外にも1948年から1970年までの22年間も製造されています。というのも、ロンドン警視庁で警ら用バイクとして採用されていたからのようです。

Royal Enfield Continental GT 535 改

 英国製ではなく、近年のインド製を当時風にカスタムした車両のようです。

 コフィン(棺桶)タンク、自作なんでしょうか?

ARIEL NH350

Norton CS1

 この辺のバイク、それも英車はほとんど知らないんだよなあ・・・CS1だと思う。

Vincent Comet

 1952年モデル。この500cc単気筒は、後に1000ccV型2気筒となり、ラパイド、ブラックシャドウに載せられ、伝説となります。

Abingdon King Dick 499cc

 アビントン・キング・ディック印のこの自動二輪は1911(明治44)年製。このイベント最古の車両でしょうか?

One thought on “2014/7/12-13 ハイランドギャザリング (2/2)

  1. ここに出ている全てエンジンかかるって・・・(驚)
    パーツとかってどうやって確保してるんでしょうね?

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