2018/02/17-18 ノスタルジック2デイズ (2/2)

趣味の良いリックマンCR750。



リックマンで造られるフレームは、デレックとドンのリックマン兄弟2人によるものであったことは、意外に知られていないのではないでしょうか。(画像で見受けられる当人たちのパブリックイメージも、いかにもフレーム職人という感じではなく、エンジニア・・・どころか白衣を着たりと、研究者然としているのも驚きです)


日本人にとってリックマンと言えば、圧倒的にCB750エンジンを積んだCR750の印象が強く、ごくまれにZ系エンジンを積んだのを見掛けることがなくもない、というものでしょう。


実のところ、リックマンにおいては日本製4気筒用フレームはむしろ例外的で、自国製エンジン向けのフレームが圧倒的に多かったのです。



『exclusive(孤高な)』とか『connoisseur(通人)』とか、気取った表現で飾り立てられています。



さらに意外なことに、彼らが最も得意とするのはスクランブラー(モトクロス)用フレームでした。リックマン兄弟はスクランブラーの英国選手権500㏄クラスでチャンピオンになったこともある筋金入りのオフ車乗りで、彼らのフレームビルダーとしてのキャリアは、50年代終わりから台頭してきたハスクバーナといったスウェーデン製バイクに英国勢が歯が立たなくなり、その対抗策として自分たちが乗るオートバイを作ったところから始まります。






『リックマン兄弟が自分たちの250㏄モトクロスに行った、たったひとつの間違いは、それをあまりによく作りすぎたことだ。』


トライアル用フレームすら用意していました。


1960年創業のリックマンのファクトリーは1975年に閉じられましたが、現在、リックマン兄弟と親交のあるエイドリアン・モスがブランドを復活させ、スクランブラー用フレームのみですが、当時の設計のまま新造して販売しています。

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ベルトーネ・デザインの流麗なクーペ、780。ボルボらしい、ボルボらしくない一台。








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