ベベル・プロジェクト ( 9 ) – エンジンヘッドの組立 (2/2)


ステムシールの取付


バルブの取付

クロージング側ロッカーアーム&シムの取付

始めにロッカーアームのセンター位置決め(左右のシム厚の決定)を行います。


クロージング側ロッカーアームを取り付ける際は、専用工具を使用してクロージング・スプリングを縮まらせておきます。


この専用工具は左右に入れるシムの位置決めを補助し、ロッカーシャフトの挿入を容易にするものです。


ロッカーシャフトを組み込みます。


専用工具を外すとスプリングが伸びて、ロッカーアームを回転させる(=ロッカーアームをクロージング・シムに押し付ける=バルブをバルブシートに密着させる)方向に力がかかるようになります。


ロッカーアームのフォーク部中央にバルブステムが位置しています。


ロッカーアームを押し下げ、ハーフリングを介してクロージングシムをバルブステムに取り付けます。


ロッカーアームのスリッパ部とカム山とのクリアランスを確認しながら、適正な厚さのクロージングシムを選定します。


反対側のクロージング・ロッカーアームの取付も終わりました。

オープニング側ロッカーアーム&シムの取付

サイズ的にだいたいのあたりをつけたオープニングシムをバルブステム端部に装着しておきます。


オープニング・ロッカーアームを装着し、カム山とロッカーアーム・スリッパー部とのクリアランスを測定します。


得られた値を参考にして適切なサイズのオープニングシムを新たに選定します。
(タイミングベルト仕様となってから、オープニングロッカーアームはロッカーシャフトに装着したまま、横にずらすことができるようになり、このあたりの手間が大幅に短縮されましたが、それはまた別の稿にて)


同時にロッカーアームのセンター位置決め(左右のシム厚の決定)も行っておき、本組みの際にシムの組付を行います。


これでオープニング・ロッカーアームの取付は完了です。


反対側のオープニング・ロッカーアームの取付も終わりました。


カムホルダを取り付け、ヘッドは完成です。

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