ある修理 – クランク・ビッグエンド焼付

S田さんからご提供いただいた画像をご紹介いたします。

ミッレにお乗りのS田さん、ある時、ビックエンドの焼き付きを起こしてしまいます。

mhr_008
ベベルのエンジンからスターター・キックが無くなった時、シリンダー・スリーブにニカジルメッキが、ビッグエンドのベアリングにプレーンメタルが採用されましたが、そのメタルが完全に焼き付いています。

mhr_011
ベアリングから剥離したメタルがオイルパンに溜まっています。

mhr_007
プレーンメタルの背側も傷だらけです。

mhr_000
クランクピンは焼き付き部分を削ったため、わずかに細くなっています。

mhr_001
わずかに細くなったクランクピン分を吸収するのが、わずかに厚く作られたプレーンメタルです。メタルはワンオフで製作されました。

mhr_006mhr_005
mhr_003
mhr_004

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です