2013 東京モーターショー Vol.4 (ホンダ・いすゞ・マツダ・三菱・スズキ・ヤマハ・日野編)

ホンダ

S660 CONCEPT

ダイナミックな先進のスタイリング、ドライバーの空間を徹底的に追求したスーパーコックピットインテリアなどの斬新な試みを随所に施した次世代軽オープンスポーツモデルです。(公式)


NSX CONCEPT

 軽量なボディに次世代の直噴V型6気筒エンジンをミッドシップレイアウトで配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling – All Wheel Drive)」を搭載したスーパースポーツモデルです。エクステリアデザインはロー&ワイドで力強くなめらかなスタイリングを実現し、インテリアデザインのコンセプトはヒューマン・サポート・コックピットとし、広い視認性やドライビングポジションを確保しています。(公式)

1962 S360

 S360は、まだ2輪メーカーであったホンダ技研が、メーカー乱立を避ける理由で自動車製造への新規参入を制限する”特振法”が発効する前に、4輪車製造を既成事実化とするために、軽トラックT360と共に突貫で開発されていた車両です。結局、Sは、軽規格ではなく500cc(S500)で発売されました。(1963年)

 オリジナルS360は現存していませんが、この車両は、2013年のホンダS50周年記念に合わせて、ホンダ社員有志の手によって新たに製作された忠実なレプリカになります。

RA271

 上のS360と同時期に開発されていたF1レーサーです。1964年の第6戦ドイツGPでデビューし(13位)、第8戦イタリア(リタイア)、第9戦のUSA(リタイア)の3戦のみに使用されました。1.5L V12エンジンは、オートバイで手慣れた多気筒化の手法で造られ、さらにミッション一体型・横置きという点までオートバイを踏襲し、異色のレイアウトとなっています。

いすゞ

ウーズレー CP型 1.5トン積みトラック

 1924年 (大正13年) 完成。いすゞのトラック製造の原点ともいえるトラックです。関東大震災を乗り越えて完成した、ウーズレーCP型1.5トン積みトラックの第一号車をご紹介します。 (公式)

 #2013年東京ショーのNo.1コンパニオンといえましょう。すばらしい!

ミューエックス

 東南アジア中心に販売しているPPV(パッセンジャーピックアップビークル)をフルモデルチェンジ。快適性、安全性を更に高め、タイやオーストラリアをはじめ、海外のニーズにも応えます。 ホイールベースは、ベースとなったピックアップトラック(D-MAX)よりも250mm短縮することで、取り回しが良く、スポーティーなスタイルを実現しました。 快活、流麗、骨太、本質をコンセプトに、多目的で実用性に富んだ機能を、躍動感あふれるフォルムの中に凝縮しました。 インテリアは、運転する楽しさと使い勝手を追及しました。また、3列シートの後ろ2列は可倒式で、様々な形状の積載物にも対応します。(公式)

DA4/DA6ディーゼルエンジン

 DA4:1936年~1939年製造、DA6:1936年~1945年製造
いすゞのディーゼルエンジンの原点となったDA4、DA6ディーゼルエンジンより空冷4気筒のDA4ディーゼルエンジンをご紹介します。(公式)

DL201ディーゼルエンジン

・ 1961年~1964年製造
初代エルフに搭載し「ディーゼルのいすゞ」としての評価を得たエンジンです。初代エルフは小型トラックの先駆けとなり、ディーゼルエンジンとトラックの組み合わせを確かなものにしました。(公式)

10TD1ディーゼルエンジン

・ 1997年~2003年製造
無過給、大排気量30.4L、600馬力。いすゞのトラック史上最大・最高出力のエンジンです。この10TD1を最後にエンジン開発の主眼は、小型化・高効率化・高過給小排気量の追求へと移行していきます。(公式)

6UZ1-TCHディーゼルエンジン

 現行のいすゞのディーゼルエンジンラインナップ「D-CORE」シリーズをご紹介します。大型トラック「ギガ」 (単車・トラクタ) に搭載。燃費効率の良い回転域が広く、燃費と動力性能を両立させた、パワフルかつクリーンなエンジンです。(公式)

マツダ

 1979年以来のフォードとの蜜月関係が2008年に解消された頃から4期連続赤字、単独メーカーとしての存続の危機にさらされていたマツダでしたが、本年3月決算でようやく赤字から脱出という良い知らせがありました。

 ショーの目玉は”マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプト”(圧縮天然ガス(CNG)とガソリンとのデュアルフューエル方式を採用したクリーンエンジン)ですが、残念ながら画像はありません。

 そういえば、“風籟コンセプト”(2008年)を英国メディア、”トップギア”に貸し出したところ、世界公開後たった半年で焼失させられた(してしまった?)という事実が最近、判明しましたが、風籟って、日本で展示されたことはあったのでしょうか?(風籟の燃料がエタノールであったのは、火災を大きくした原因のひとつにあったのではないでしょうか?エタノールは燃えても、その炎は非常に見えにくく、同じ燃料を使用するCARTでも、”見えない炎”による火災事故が、結構、起きています)

アクセラ

三菱

Concept AR

 『MITSUBISHI Concept AR』は、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジンに軽量なマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて搭載し、SUVの機動性とMPVの居住性を融合させた次世代コンパクトMPVです。(公式)

Concept XR-PHEV

 『MITSUBISHI Concept XR-PHEV』は、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用し、“走る歓び”の新次元を拓く次世代コンパクトSUVです。(公式)

#コンパニオンのホステスっぽい衣装は誰の好みなんでしょうか?(嫌いじゃないです)

Concept GC-PHEV

 『MITSUBISHI Concept GC-PHEV』は、3.0L V6スーパーチャージドMIVECエンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのプラグインハイブリッドEVシステム(以下PHEVシステム)を搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するフルタイム4WDの次世代ラージSUVです。(公式)

MiEV Evolution II

 米国の歴史あるレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013」に、2台のEVプロトタイプMiEV Evolution IIで参戦。電気自動車クラス2位、3位でフィニッシュ。MiEV Evolution IIは、市販車の量産部品を元に、パートナー企業と先行開発した次世代EVコンポーネントの高容量バッテリー、高出力モーターを搭載。フロント2個、リヤ2個の4モーターで構成される電動4WDに、車両運動統合制御システムS-AWCを採用することで、動力性能と走行安定性を高次元で両立しています。(公式)

スズキ

クロスハイカー

 ・ 2011年東京モーターショーに出展した、軽量・低燃費技術を盛り込んだコンセプトカー「REGINA(レジーナ)」に採用した次世代軽量プラットフォームを用いたもう一つの提案がコンパクトなクロスオーバー「Crosshiker(クロスハイカー)」。 ・ 小型車サイズながら、軽自動車並みの810kgを実現。 新開発の1L3気筒エンジンを採用し、動力性能と環境性能を高い次元で両立させた。 ・ 「中身はエコでありながらも、デザインはキャラクター性があり愛着が持てるものにしたい」という「REGINA」のコンセプトを継承しながら、より躍動感の強いスタイリングを採用し、遊び心を忘れない大人のためのクロスオーバーにふさわしいデザインとした。 (公式)

エックス・ランダー

 ・ このクルマで街に、時には野原で遊んで欲しい。そんな思いが詰まったコンセプトモデル。 ・ スズキが世界に誇る小型四輪駆動車「ジムニー」をベースに、1.3Lエンジンと新開発の自動制御マニュアルトランスミッ ションを搭載。 ・ 4WDシステムに高効率モーターを組み込んだ小型・軽量なハイブリッドシステムを組み込み、最新の環境性能と高い走破性能を実現。 ・ オフローダーの持つ力強さと精密でメカニカルなイメージを融合させた遊び心満載のデザインとした。 (公式)

ハスラークーペ

 ・ 参考出品車の「HUSTLER(ハスラー)」に、「クーペシルエット」という更なるバリエーションの幅を拡げるデザイン提案モデル。(公式)

ハスラー

 ・ 「自然が好き!アウトドアが好き!スポーツが好き!」そんな アクティブなライフスタイルに似合う新ジャンルの軽自動車のクロスオーバータイプの提案モデル。 ・ アウトドアイメージを押し出したエクステリアに、広く快適な 車内空間と実用性の高いインテリアを組み合わせた、SUV テイストあふれる、おしゃれで実用的なデザインを採用した。(公式)

iV-4

 ・ ジムニー、エスクード等のコンパクトSUVで高い評価を いただいているスズキが、新たに提案するコンパクトSUVのコンセプトモデル。 ・ 「Grab your field (自分のフィールドをつかもう)」とは、お客様自身の遊びの領域、生活スタイルをこのクルマによって手に入れて欲しいという思いと、地表をしっかりと捉える力強い走りを提供したいという思いを込めている。 ・ SUVとしての力強い走りを実現するため、スズキの次世代4WDシステム「ALLGRIP」を搭載。 (公式)

ヤマハ

MOTIV モティフ

 人機一体感がもたらすドライビングプレジャーを追求した研究開発中 の四輪車です。モーターサイクルを起点とする2輪、3輪、4輪というマルチホイール化の流れ中で進化した、新しい発想の都市型パーソナ ルビークルです。軽量・高剛性・高強度な車体や4輪独立懸架サスペ ンション、RR、空力ボディシェル、そしてヤマハのエンジン技術を凝縮したパワーユニットといったパッケージによって、モーターサイクルに通じる楽しさを持った未体験の走りを実現します。最大の特徴でもあるi-streamコンセプト※によるスケルトンフレームは、鋼管パイプと複合材料の組み合わせで優れた操縦安定性と安全性の追求を可能にするほか、さまざまな車体やパワーニットの展開にも柔軟に対応します。 ※i-Stream: ゴードン・マーレーデザイン社が提唱するF1に源流を持つ最適設計&安全設計の技術。(公式)

VIKING FI 4×4 EPS

 VIKING は「マルチパーパスオフロードビークル」というコンセプトの元開発された、ヤマハ初の3人乗りROV(Recreational OffhighwayVehicles)。686cm3水冷4ストローク・4 バルブFIエンジンは、極低速域から高速域まで、パワフルな走りを可能にしました。現在では北米を中心にハンティングなどのレジャーシーンから実用作業まで、その性能が幅広く支持されています。(公式)

日野

日野ポンチョ・ミニ

 小型EVコミュニティバス コンセプト 空気を汚さず、静かに走り、乗り降りもラクな「環境にも人にもやさしい」次世代のコミュニティバス。 環境負荷が低いのはもちろん、EVならではの低くて平らな床が、ベビーカーや車椅子でも乗降しやすく大きな荷物も積めるというメリットを実現。街中をすいすい走れる小さなカラダで、人々の日常を支えます。(公式)

700シリーズ鉱山用超大型ダンプ

 海外の鉱山で活躍している超大型ダンプ。日本では目にすることのないサイズのトラックです。最大積載量は35トンで、これは日本国内の大型ダンプ3台分に相当。過酷な採掘現場で大量の資源を運び、世界の人々の生活を支えています。(公式)

レンジャーダカールラリー2011 参戦車

 世界一過酷とされるダカールラリーで、22回連続出場、22回連続完走というチームの記録を牽引する日野レンジャー。日野車に脈々と受け継がれる「ゆるぎない品質」「確かな耐久性」「高い信頼性」を象徴するクルマです。
展示車は、ダカールラリー2011で菅原義正ドライバーがステアリングを握り、完走を果たした車両です。(公式)

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